
いつも一緒
今、私は学生時代の友人である中村と7年ぶりに再会した。当時から何を考えているかわからないやつだったが、不思議と馬が合った。
「僕はね、いつだって好きな人と一緒なんだ」
中村は穏やかな笑みを浮かべ、そう語った。彼の耳には乳白色のピアスが、首には同じ素材で作られたであろうネックレスが揺れている。どちらも見慣れない、少しざらついたような質感の素材だった。
「そのアクセサリー、素敵だね。珍しい素材みたいだけど」
私が尋ねると、中村は愛おしそうにネックレスを指でなぞった。
「ああ、これはね…特別なんだ。彼女のだから」
彼の瞳の奥に、ぞっとするほど深い闇が宿っているように見えた。
彼の指先は何度も何度もそのネックレスの素材を撫でている。
「ああ、これはね…特別なんだ。彼女のだから」
その言葉が深く、そして重く私の頭の中でリフレインした。
その素材は中村が付き合っていた彼女の骨なんじゃないかと思い始めた。